型から自由になる
他者の「良かれと思って」したアドバイスが私たちの能力を制限する。他者によって突き出されたストップサインによって、私たちは、コンフォートゾーンの中で自分の行動を選ぶようになる。また、自分自身の姿勢を考えたときに「よりよい在り方を手に入れるためにはものごとをよりうまく行えるようにならなければならない」という概念も揺れをもたらす。
NBモデルやそれが組み込まれたNew Option Generatorは私たちを一つの決まった型から自由にしてくれる。
本質的な思考(=洞察)
自分の能力や求めている在り方を深く洞察しながら、状況を本質的に考えていくこと。
①あいまいさを許容して、自分の真の能力を知る
ここで「あいまいさ(Ambiguity)」は多義性と考えるのがいいだろう(11章のなぞなぞ)。
③行為ではなく、在り方によって、真の自分を実現する
「その目標を達成したら、次に目指すより重要な目的は何ですか?」とQを繰り返すと、真の目標が引き出される。真の目標は常に、人としての「本質的な在り方」になる。目標とする在り方をまず念頭に置いて物事に取り組めば、すべての行いが効果的になる。(Being by Being)
⑤生成的な変化を引き起こす
NBモデルは既存の問題を解決するだけでなく、その問題を生み出したおおもとの原因を正す(まさしく、KJ法の本質追及ステップじゃないか。あるいは、システム思考の中の、コアとも言える)。
生成的な変化とは、問題を解決するプロセスそのものが将来に役立つ学習を引き起こすような変化のこと(学校の教育現場でも、鋳型・・・みたいな、meansそのものが役立つみたいな・・・ことがあった。タモリ、結果だけじゃなくて、過程も楽しいものじゃないと。第11章の、問題解決が問題を引き起こさないように、ということだったり)
(Change in a Generative Way)
(あるいは、これが第三の思考になるか。6th principle のことを考えると、生成的思考。つまり
- 本質思考 : Essential
- 生成思考 : Generative
- 結果思考 : Outcome-Oriented
ではないか)
フィードバック思考
②小さな調整を繰り返しながらゆっくりと目標を達成する
フィードバックをもとに少しずつ調整を加えて、オプションの幅を広げながら目標達成すること。(これはRespondingを後見している)
(Make Small Adjustments Slowly)
④結果に目を向けてオプションの幅を広げる
学習を喜びに変えるカギとなるのは感情的にも肉体的にも知的にも、自分が幅広いオプションを持っているのに気づくことだ。New Option Generator を実践すれば、ストップサインを取り除き、大きく広がったオプションの中から取るべき行動を選べるようになる。(これが、Witnessingを支えているんだな)
(Outcom-Orientation)
1件のコメント